今年度から取り組みを始めました、綾部鉄工工業協同組合の人材交流事業について、成果報告を致します。
この事業は「地元の高校生たちと何かできることはないだろうか」と考えたことがきっかけとなり、将来のモノづくりに携わる人材育成・人材確保の一環として実施することになりました。
内容は、綾部鉄工工業協同組合の会員事業所内で改善点を持つ事業所が、京都府立工業高等学校へ相談。京都府立工業高等学校の生徒代表４名が、同事業所の課題解決に取り組んだものです。
取組み期間は、令和３年４月から１２月までの約９か月です。
事業所から課題解決のためのテーマや全体予算、納期や要望事項等を生徒の皆様へ伝え、生徒の皆様にはその課題解決に取り組んでもらいました。
生徒の皆様には、図面や見積書の作成といった普段はあまり取り組まない、慣れない実務にも取り組んでもらいました。
去る令和３年１２月１６日に、事業所にて完成品の引き渡しが行われました。
事業所代表は「期待通りのものを納品いただいた。」と満足されていました。
綾部鉄工工業協同組合は、次年度以降もこの事業を継続していく予定です。
