お知らせ

京都青年中央会(京都府塗装工業協同組合)との連携事業

異業種成功事例 v-1
京都府中小企業団体中央会で結成された「助け合い隊」にて、綾部鉄工工業協同組合と京都青年中央会(京都府塗装工業協同組合)で新たな連携事業に取り組みましたので、その成果報告を致します。

 この事業は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が鉄工業界と塗装業界にも及び、受注減をカバーするべく新商品の開発や新たな販路の開拓を模索して、これまで接点のなかった業界との連携を図る中で実施することになりました。
 内容は、塗装業界では普及しつつある「特殊塗装」という技術があります。この技術は塗装業界では普及しつつありますが、鉄工業界ではなかなか珍しく知られていませんでした。「この技術は新商品の開発に活かせるのではないか」と考え、鉄工組合から特殊塗装の見本品の作製依頼を行いました。
 鉄工組合の波多野理事長がサンプルとして提供した、工場内で使用しているオール金属製の作業台に対して、青年中央会の河津会長が特殊塗装を施し、見本品を完成させました。
 完成した見本品には、青空に浮かぶ雲の模様や木目調、石の質感のある塗装等が施されました。それぞれの塗装がリアルに再現されており、鉄工組合員に見本品をお披露目したところ、組合員は興味深く見ていました。
今後、京都府中小企業団体中央会で見本品が展示されることとなっており、新たな需要が生み出され、新商品の開発と新たな販路の開拓に繋がることが期待されます。

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